セラミドを食べ物で摂ることの効果

最近よく見かけるセラミドサプリ。
そして、セラミドを増やすのにいいと言われるこんにゃく。
肌のセラミドって、食べ物やサプリで増やすことができるのでしょうか。

肌のセラミドって、食べ物で増やせるの?

セラミドは経口で増やせます。

結論を言えば、食べ物でセラミドを摂っても、肌のセラミドを増やすことができます。

過去には、
腸で吸収されたのち、酵素によって分解されてしまうため、
肌のセラミドは増やせないのではないかと言われたりもしました。

2012年にサッポロビールが北海道大学と「植物型セラミドの小腸からの吸収メカニズム」に関する実験を行い、
そのレポートで、経口によるセラミドの吸収が実証されたと述べられています。

参考:「植物型セラミド(フィトセラミド)」の小腸からの吸収メカニズムを世界で初めて実証

つまり、食べ物やサプリでセラミドを摂っても、
体内のセラミドを増やせるということですね。

では、どうして、美肌には効果があることを余り言われないのでしょうか。

食べ物でも増やせるけれど、セラミドが存在するのは肌だけじゃない

セラミドは、髪、爪を始めとして全身に存在します。
その中で多くのセラミドが存在するのが、肌の表皮なのですが、
顔の表皮だけというわけではありません。

口から取り入れたセラミドは、全身のセラミドのために使われます。

そのため、肌に直接塗布するセラミド配合化粧品と比べると、
顔の肌への効果が限定的にならざるを得ません。
また、速攻性に欠けるという点もあります。

セラミドを増やす食べ物・多く含む食べ物

まずは、植物由来セラミドの原料としても、よく使われている こんにゃく が挙げられます。

こんにゃく芋のセラミド含有率はとても高く、その含有率は、麦や米に含まれる7~15倍と言われています。
セラミドを増やすことが目的なら、生芋こんにゃくから作られたこんにゃくを選ぶようにしましょう。

セラミドを多く含む、その他の食べ物としては、
米胚芽を含む米
化粧品に使われる植物由来セラミド「コメヌカスフィンゴ糖脂質」は、米胚芽から抽出されます。

小麦胚芽を含む小麦、大豆
化粧品に使われる植物由来セラミド「グルコシルセラミド」は、小麦や大豆からつくられます。

その他には、
黒豆
黒ゴマ
ゴボウ
ひじき
ソバ
コーヒー

などがあります。

セラミドの生成を妨げる食べ物

セラミドが作られるのを妨害する食べ物もあります。

コーン油、グレープシードオイル、ベニバナ油など、リノール酸を含む食用油です。
また、これらの食用油が多く使われている揚げ物やスナック菓子、インスタントラーメンなども
多く摂りすぎるのは注意が必要です。

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