保湿に重要な天然保湿因子(NMF)とは

皮脂膜による一次バリア、セラミドによる二次バリアの重要性は今まで述べてきましたが、
人間の肌の保湿に関わる要素でもうひとつ重要なものがあります。

それが、天然保湿因子(NMF)です。
天然保湿因子のNMFとは、Natural Moisturizing Factorの略です。
皮脂膜、セラミドと合わせて、「保湿の三因子」と呼ばれています。

天然保湿因子(NMF)は、皮膚の一番外側にある角層の角質細胞の中に存在します。
親水性が高く、水分を吸着して角質層に供給します。
天然保湿因子(NMF)が健全であることで、角質層の弾力性や柔軟性が保たれ、
ハリと潤いとのある肌を保つことができます。

天然保湿因子(NMF)の成分は以下の通りです。

アミノ酸 40%
ピロリドンカルボン酸ナトリウム(PCA)12%
乳酸塩 12%
尿素 7%
NH3、尿酸、グルコミサン、クレアチン 1.5%
ヒアルロン酸 0.5~1%
クエン酸塩 0.5%
Na+、K、Ca、PO4、Cl 18.5%
糖、有機酸、ペプチド、その他 8.5%

NMFは、角質層のターンオーバーの過程でタンパク質から生成されます。
セラミドと同様、ターンオーバーの正常化がNMFを健全に保つ鍵となります。

天然保湿因子(NMF)も減少を招くことがあります。

上述したように、天然保湿因子(NMF)はターンオーバーの過程で生成されますので、
天然保湿因子(NMF)を健全に保つためには、ターンオーバーの正常化が欠かせません。

また、天然保湿因子(NMF)は、アミノ酸やPCAが主成分です。
ダイエットや偏った食事で、その元となる栄養が十分摂れていないと、
天然保湿因子(NMF)の生成もうまく行われません。

その他、過度な洗顔などでも、天然保湿因子(NMF)が流出することがあります。
皮脂膜、セラミドと同様、肌に合わなかったり、洗浄力が強すぎる洗顔料での洗顔、
強すぎる洗顔などは注意が必要です。

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