ハイドロキノンは、「肌の漂白剤」、「肌の美白剤」と言われるほど、
美白効果が高く、シミに対して効力を発揮します。

ただ、大変な美白成分である反面、その使用には注意しなければならない点があります。

■ハイドロキノンとは

シミの原因は過度に生成されるメラニン色素です。
ハイドロキノンは、そのシミの原因となるメラニン色素抑制に効果を発揮します。

大変強力であるが故に副作用を起す可能性もあり、
日本では最近まで禁止されていました。

現在では厚生労働省によりハイドロキノンの使用は許可されていますので、
皮膚科で処方されたり、美白コスメに配合されるなど、
使用・利用ができるようになりました。

最近では、ハイドロキノンが安全に配合されているコスメが人気を集めています。

■ハイドロキノンの長所

「肌の漂白剤」、「肌の美白剤」と言われるほど、強力な美白効果があります。

以前ならレーザー治療でしか消すことができなかった、既に色素沈着を起しているシミにも効力を発揮します。
ハイドロキノンの処方や、ハイドロキノンが配合されている化粧品で、
レーザー治療を行うことなくシミを消すことが可能になりました。

■ハイドロキノンの短所

漂白効果がとても高いため、

しかし、ハイドロキノン自体はすごく強い薬なので
皮膚が弱い方や敏感肌な方は
副作用を起こす可能性があるので
使用には注意する必要があります。

炎症を起こしやすく刺激を感じやすい

濃度に応じてメラニンを作らせない効果も高くなります。

その反面の濃度に応じて肌内部に入りやすく炎症をおこす原因も高くなります。

漂白効果がとても高い

白斑(色が白く抜けた状態で皮膚が白くなる)になることも
特に間違った使い方をしたり塗りすぎたりするとなる可能性が高い

塗布する範囲は必ずシミ・肝斑のある場所に!顔全体は厳禁!

最悪元に戻らなくなることも!

■ハイドロキノンを使用する時に注意したいこと

1日一回、夜の洗顔の後に使う

現在販売されているハイドロキノンの使い方は
1日に多くても2回
朝と夜の洗顔後にというのが主流ですが、

ハイドロキノンを塗布してしまうと、
紫外線にとても弱くなるというデメリットがあるので

私は1日1回夜のみの使用の方が
安心ではないかと思います。

朝も使う場合は必ず紫外線対策と一緒に行う

例えハイドロキノンを塗っても
紫外線の対策をしていなければ全く意味がなく
かえってシミができたり、
色素沈着を起こしたりという副作用も起こします。

日焼けどめ無しで外へ出てしまうと
全ての紫外線を吸収して取り返しのつかないことになってしまいますので、
十分な注意が必要

必ず冷蔵庫で保存する

化粧品にしても皮膚科で出されたものにしても
酸化が進むのがとても早い薬なので
必ず25度以下の冷蔵庫で保管すること

高い配合率のハイドロキノンを使う場合は医者の指示を受ける

4%以下の化粧品レベルであればそこまでの心配は不要ですが、
5%や10%のハイドロキノンは強い薬なので
肌が敏感な人は真っ赤になる場合もあります。
強い薬を使う場合は必ず皮膚科の主治医の指示を仰ぎましょう。

妊娠中は使用しない

妊娠中や母乳の授乳中は
使用することはできません。

顔全体に使用しない

必ずシミが気になる部分にのみスポット的に塗ってください

また、厚く塗りすぎも注意してください。
厚く塗ると刺激が強いのでは薄く塗ること

肌があまり強くない人は濃度の低いタイプのクリームから使用していきましょう。

■ハイドロキノンの疑問点をまとめ

ハイドロキノンの配合率

ハイドロキノンが4%以上が医薬品に分類されます。
なので、医薬部外品である化粧品クリームに配合されているのが
4%以下の配合率になります。

塗ったことによって肌が赤くなってしまった。

これはハイドロキノンに乳酸が含まれているのが原因

メラニン細胞を抑制する効果があり、
乳酸にはピーリング作用があります。
最初は皮膚が赤くなったり負けたりする事がありますが、
しばらく塗っていれば皮膚に免疫ができてきます。

最初の段階は気になると思いますが、
そこまでひどくないのなら様子を見ることをお勧めします。

ハイドロキノンを使用して
肌が赤くなったり皮が剥けてくるのは普通の反応です。

使用してからどれぐらいでシミに対する効果が出るのか

これについてはとても個人差が大きいようです。
また、シミによっての効果の出方も様々。

本当に薄くなるのもあれば、喧嘩がないのもあるでしょう。
完全に消すのならば、1年スパンの長期的に見ることが必要です。

ハイドロキノンの白抜けについて

広範囲の色素沈着に最初から使うのは危険です。

たまに見かけると思いますが肌が白く抜けた人、部分的に肌が白い人
これはハイドロキノンを誤った使い方をしてしまった典型例です。
また濃度の濃いものは必ずシミの部分に綿棒を使ってください。

ハイドロキノンの副作用

刺激がとても強い
ハイドロキノンは劇薬です。
ですから本当ならば、医者の処方箋がなくては出せないほどの薬品

普通の化粧品とは訳が違うので使用する時は十分に注意する必要があります。

ただただシミを消したい目的で塗りすぎたりその後に紫外線対策等を怠ったりしてしまうと
一生取り返しのつかないことになってしまいますので、十分な注意が必要

ハイドロキノンとトレチノイン

ハイドロキノンは皮膚の漂白剤でトレチノインビタミンエーの誘導体
トレチノインは皮膚のターンオーバーを促進することによってよりハイドロキノンの効果を高めてくれるもの

しかし、肌全体のバリア機能を低下させるなどのデメリットもあり、肌が弱い方がいきなり高濃度のトレチノインを使うと
かえって症状が悪化することがあります。
肌が強い方が同時に使うと効果が上がる場合がありますが、敏感肌や肌が弱い方は同時に使うことはお勧めできません。

じゃあ、単体で使うのならばハイドロキノンとトレチノインがどちらがいいのか
これについてはどちらとも言い難いのですが、あえて選ぶとすればハイドロキノンでしょうか。

肌が弱い方はとりあえず
配合率の低いものから始めること
そして効果を焦らないこと
半年ぐらいは必要かと思います。

ハイドロキノンのまとめ

とても使用効果が高くシミへの効果も高いが反面使用するには注意が必要
特に、肌が弱い方は最初は十分な様子見の期間を
また、外出する場合は紫外線対策が必ず必要!
顔全体に乳液のように塗ってしまうと一生後悔する可能性も!